2014.12.17 nanaco
静岡のおでんは、なんとスープが真っ黒なんです!牛スジや豚モツでだしを取り、味噌や濃い口醤油でだし汁を作ります。昆布ではないんですね。だし汁は注ぎ足しながら使い、さらに黒いはんぺんを入れることで真っ黒なスープになります。見た目は濃そうですが、お味は意外とあっさりしていて何個でも食べれてしまいますよ。静岡で育った人にとっては、おでんは駄菓子屋さんで食べることができて当たり前、という風潮があるようです。他県の人にとっては驚きではないでしょうか。
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静岡おでんは黒いスープと黒いはんぺんの他にも、他県とは違うユニークな特徴があります。おでんの具はすべて串に刺してあるので、まるで串かつのようです。取りやすく食べやすいですね。トッピングはお好み焼きのように、青海苔とだし粉をかけます。味噌やからしもお好みでどうぞ。駄菓子屋さんにおでんが売ってあるなんて面白いですよね。静岡県民の間では、おでんは子どもの頃からおやつ感覚で親しまれています。
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静岡市内の青葉公園付近には4つのおでん横丁があります。中でも、昭和23年創業の「三河屋」は老舗の人気店。創業から変わらない伝統の味を守り続けています。店内はカウンター席のみで10名も座れないほどの空間ですが、屋台の懐かしいおもむきを感じられます。
名物の静岡おでんはもちろん、おでん以外のメニューも人気です。
静岡まで行くにはちょっと距離がある方、すぐに食べてみたいけど時間がなくて静岡までいけない方。自宅で作ってみませんか?材料さえそろえば作り方は至ってカンタンです。
煮汁として必要な材料は、水・いわし粉・だしの素・料理酒・砂糖・醤油です。
具は牛スジ、豚モツの他、いつも定番の白滝や練り物、卵など。もちろんはんぺんもお忘れなく。
煮汁を煮立てたら、具を投入して弱火で3時間ほど煮込めばOKです。ゆっくりと煮込むことが大切です。